泉福寺 周辺地図 |
国土地理院 電子国土Webシステム配信の地図を利用
上の地図に書き込んである社寺等については、本ブログの以下の記事をご覧ください。
➜ 北総の宗像神社(5) <印西市・岩戸>
――――――――――――――――――――――――――――――――
旧 印旛村(現 印西市) 岩戸にある 泉福寺。
真言宗豊山派の寺院です。
所在地は 印西市(大字)岩戸1671番地。
薬師堂は 国指定の重要文化財となっています。
泉福寺の駐車場前に建っている案内標柱 「重要文化財」と表記あり |
泉福寺 山門 注連縄が 横一文字に張られています |
山門を入って正面には本堂 左手を上がったところには薬師堂 |
泉福寺 本堂 左側は庫裏 |
左手から本堂を見たところ 回向柱が建っています |
本堂の裏手は崖になっています |
大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「宗像村誌」のうち、「寺院仏堂誌」には 以下のように書かれています(後編 P.414)。
(4) 泉福寺
岩戸村 字東郷にあり、真言宗(豊山派)にして千手院(佐倉市)末なり。
千手観音を本尊とす。
宗祖 興教大師 法孫 開基、詳らかならず。
中興、開山 法印・宥順、弘治2年(1556)3月 創立。
法流、開基 法印・果阿、明治12年(1879)10月7日。
堂宇 間口 6間、奥行き 4間半。
境内 382坪あり。住職は竹田果阿にして、檀徒 82人を有す。
< 中 略 >
土俗 伝う。元、上の坊の地にありしもの。年月不詳、火災のため、今の地に遷す。
当時、秋の最中にして、猛火の際、里民某 これに行きかかり、如来の寒天にさらさるるを見て 憫れと思い、馬上の稲一束を取りて 救い護りしより、爾来 屋根替えには必ず稲穂の藁一束を交じるをもって例とすと称す。
泉福寺 薬師堂 小高くなった場所に建っています |
薬師堂とその境内 広々としています |
茅葺きの薬師堂 国指定の重要文化財です |
薬師堂を左手から見たところ |
薬師堂の説明板 用語が難しくて、容易に理解できません |
印西市教育委員会発行のパンフレット 「印西市の指定文化財」 から 説明板よりは分かりやすい説明です でも、まだ難しい! |
薬師堂の南隣は宗像小学校 同校は泉福寺を仮教場として1873年に開校 |
大師堂と関連する石碑 |
印西大師 第74番札所の大師堂 |
菩薩像や卵塔が整然と並べられていました |
燈籠や手水鉢 |
お堂 2体の石像が納まっています |
➜ 印旛を歩く(18) 長圓寺 (印西市・師戸)
➜ 印旛を歩く(20) 印旛歴史民俗資料館 (印西市・岩戸)