真言宗豊山派の寺院です。
所在地は 印西市(大字)師戸932番地です。
山門から境内を見たところ |
山門から入って左側には、如意輪観音像や子安観音像が建っています |
続いて、子安観音立像や大師堂等が並んでいます |
大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「宗像村誌」のうち、「寺院仏堂誌」には 以下のように書かれています(後編 P.415)。
(5) 長圓寺
師戸村 字奈良戸にあり、真言宗(豊山派)にして實蔵院末なり。
阿弥陀如来を本尊とす。
宗祖 興教大師 法孫、開基、幾世伝承之義。
元禄8年(1695)中、焼失に付き、縁起書類 悉く皆不詳。
中興、開山 法印・圓浄、正徳5年(1715)10月2日、本堂(長さ 6間、横 5間)創立。
明治12年(1879)4月28日、現存の本堂、堂宇 大破に付き、地方庁へ出願の上、明治12年7月9日、更に仮堂再築。
仮堂 間口 4間、奥行き 2間半。
境内 291坪あり。
檀徒 37人を有す。
(『寺院明細帳』より)
現在の本堂は、平成6年(1994)11月23日に落慶 |
本堂(左) と 庫裏(右) 庫裏は、平成13年(2001)5月28日に落慶 |
奈良山 長圓寺 本堂 |
「長圓寺」と扁額が懸かっています |
「長圓寺案内」 や 「長円寺便り」が入った箱が置かれていました |
印西大師 第29番札所の大師堂 |
御大師様の姿が見えます |
扁額が懸かっていました 四国88カ所 第29番札所 国分寺の御詠歌です |
国分寺の御詠歌は、以下のとおりです。
国を分け 宝を積みて 建つ寺の
末の世までの 利益残せり
個人が寄進した「助右衛門大師」 |
ここにも扁額が懸かっていました 前面にある横木の穴から撮影 |
これも個人の寄進による聖観音堂 |
本堂の裏手の崖 右手上に何か見えます |
何の小祠なのでしょうか 確認できませんでした |
本堂脇から山門の方を見たところ |
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