(1)
ヒルガオが、神社の近くで 花をいっぱい咲かせていました。
ヒルガオ(昼顔) 1 フェンス越しに見えるのは 道野辺八幡神社の本殿背面 |
ヒルガオ 2 ナス目 ヒルガオ科 ヒルガオ属 |
ヒルガオ 3 花の形は漏斗形 |
ヒルガオ 4 雄しべは5本 大きな柱頭の雌しべ |
ビヨウヤナギ(美容柳)の花が咲いていました。
ビヨウヤナギには、ビョウヤナギ(未央柳)やビジョヤナギ(美女柳)といった別名があるようです。
名前に「柳」とつきますが、ヤナギ科ではありません。
花は、雄しべが とても特徴的です。
ビヨウヤナギ 1 オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
ビヨウヤナギ 2 一度見たら忘れられない花の形 |
ビヨウヤナギ 3 雌しべの柱頭は5裂しています |
葉は対生ですが、節ごとに90°ずつ向きを変えながら連なり、上から見ると十字形に見える「十字対生」です。
なお、同じオトギリソウ属の植物に タイリンキンシバイ(大輪金糸梅) があり、花弁が黄色い点では似ていますが、花の形や雄しべのつき方が違っています。
(2)
アジサイが いまを盛りと咲いています。
ガクアジサイ(額紫陽花) 1 アジサイ科 アジサイ属 |
ガクアジサイ 2 中心部にある 小さなかたまりに見えるものが 花と蕾 |
ガクアジサイ 3 周辺部にある小花のように見えるものは装飾花(萼片) |
ガクアジサイ 4 4枚の花弁、約10本の長い雄しべ、3本の短い雌しべ |
ヒメコウゾ(姫楮) クワ科 コウゾ属 赤い実が生っていました 食べられます |
カンパヌラ・グロッセキー(ハンガリーキキョウ) ? キキョウ科 ホタルブクロ属 |
(3)
ランタナの花が咲いていました。
様々な段階の花が見られました。
花の色が変わっていく順に写真を並べてみました。
ランタナ 1 学名 Lantana camara |
ランタナ 2 クマツヅラ科 シチヘンゲ属 |
ランタナ 3 和名は シチヘンゲ(七変化) |
ランタナ 4 外側から色が変わっていきます |
ランタナ 5 球状に小花を付けます |
ランタナ 6 最終的にはピンク色になるのでしょうか |
(4)
6月の中旬も もう終わります。
庭の花を撮りました。
ナンテン(南天) メギ科 ナンテン属 次々と咲いては散っています 花は、 花弁 6 ・ 雄しべ 6 ・ 雌しべ 1 |
ナンテンの葉は、複葉だそうです。
先日 購入した『葉っぱで見わけ 五感で楽しむ樹木図鑑』(ナツメ社)には、「葉は3回三出複葉(3回奇数羽状複葉)で、1枚の葉は50cmにもなる」と書いてあります。
ナンテンが複葉であることを知らなかった私はとても驚きました。
ナンテンの葉 まるで枝のようですが、1枚の葉です (2016.08.21 撮影) |
キキョウ(桔梗) キキョウ科 キキョウ属 宿根草 昨秋 買ったものが 一度枯れたあと、今春 芽吹いて 蕾を付けました |
キキョウの蕾は、まるでふくらんだ風船のようです。
英語ではバルーン・フラワー(Balloon flower)とよばれるとのこと。
この筒状の花はポンと5裂し、美しく開きます。