2016年6月3日金曜日

2016.06.01 身近な植物 (6月上旬 ➀)

散策会の下見で、野馬土手跡を訪ね、貝柄山公園や囃子水公園に寄りました。
以下は、そのときに見た植物等です。
分からない植物については、Uさんや A氏に教えていただきました。

ムラサキカタバミ(紫片喰) 葯の色は 白
カタバミ科 カタバミ属

カタバミの仲間も花期が長い植物なのだと気づかされます。


ジューンベリー(英 Juneberry) バラ科 ザイフリボク属の通称だそうです
和名 アメリカザイフリボク(亜米利加 采振り木)

この植物を育てている方から実をいただいたことがあります。
甘くて美味い果実でした。
6月に実をつけるから、ジューン・ベリーです。

それにしても、すごい語感の和名です。
「采振り木」とは、花が采配に似ていることから名づけられたようです。


アニソドンテア(学名 Anisodontea capensis) です、たぶん・・・
アオイ科 アニソドンテア属


オオイヌノフグリ(大-犬のふぐり)
オオバコ科 クワガタソウ属

6月になっても、まだ咲いているオオイヌフグリがあるんですね。


ダイオウグミ(大王茱萸) 別名 ビックリグミ
グミ科 グミ属

名前のとおりビックリするような実の大きさです。
よく見るグミの三倍くらいあります。
ナツグミの一種だそうです。


モナルダ(Monarda)でしょうか シソ科 モナルダ属

モナルダの和名は、その花の形からタイマツバナ(松明花)、香りからヤグルマハッカ(矢車薄荷)と名づけられています。
またの別名は、ベルガモット。
ハーブとしてよく知られている名前です。


アノダ・クリスタータ(学名 Anoda cristata)でしょうか
アオイ科 アノダ属


ブラックベリー(英 Blackberry) 中心部に多数の雌しべが見えます
バラ科 キイチゴ属

雌しべの一つひとつが実となっていき、それらが大きな塊をなします。


デルフィニウム(大飛燕草)
キンポウゲ科 オオヒエンソウ属(Delphinium

花の形が チドリソウ(飛燕草) そっくりです。


ナワシロイチゴ(苗代苺) 花の散った後です
バラ科 キイチゴ属

ナワシロイチゴは、ピンク色の可愛い花をつけます。


カツラ(桂) カツラ科 カツラ属

カツラの木は、ミニチュアのバナナのような形をした実をつけます。

参 考 カツラの実 (2015.12.15 撮影) 

貝柄山公園には多くのカツラの木が植えられていることを、Uさんに教わりました。
ソメイヨシノ、メタセコイアと並んで 貝柄山公園を代表する木のようです。


マルバマンネングサ(丸葉万年草)でしょうか
ベンケイソウ科 マンネングサ属(セダム属)

マンネングサの仲間は、旺盛な生命力をもっています。


カシグルミ 「クルミ」とは、カシグルミのことだそうです
クルミ科 クルミ属

漢字では「菓子胡桃」と書くそうです。
A氏に教わって、「なるほど、そのとおりだなぁ」と思いました。
昔の子どもにとって、クルミの実は お菓子のように有難いものだったのでしょう。


ニワトコ(庭常、接骨木) スイカズラ科 ニワトコ属

いっぱいに付いていた花が、いっぱいの実となっています。


カジイチゴ(構苺、梶苺) バラ科 キイチゴ属
葉が カジノキ(梶の木)に似ていることから、こう名づけらたとのこと

ヤツデのように大きな葉です。
実は、モミジイチゴに似た味がしました。


マユミ(檀、真弓、檀弓) 若い実 ニシキギ科 ニシキギ属

マユミは雌雄異株ですが、雌株だけでも結実するそうです。