今回は、八幡神社をご紹介します。
道路沿いに鳥居が建っています |
鳥居の隣にある建物は 泉新田組合集荷所のようです |
建物の横にあった手水石(➀)と石碑(➁) |
印西町教育委員会発行の『印西町石造物 第三集 草深地区調査報告書』(1983)には、以下のように書かれています。
➀ 手水石
・材 質 安山岩
・造立年 明治20年9月9日(1887)
・造立者 白石八右衛門
・銘 文 奉 納
➁ 石 碑
・材 質 頁 岩
・造立年 明治30年8月27日(1897)
・造立者 森川豊治郎 ほか
・銘 文 奉 納 泉邑神楽連名塔
鳥居をくぐって入りましたが、社殿が見えません |
正面にあった建物には「泉会館」と書かれていました |
泉会館の左手には 幟竿を格納する建屋がありました |
泉会館の裏に回ってみると、隠れるようにして 本殿と石塔がありました |
由緒書きと思いきや、八幡神社の一般的な説明が書いてあるだけでした |
・社 格 村 社
・所在地 泉新田 字東北側
・祭 神 応神天皇
・由 緒 不 詳
・社 殿 間口6尺、奥行き6尺
・境 内 62坪
・氏子数 269戸
本 殿 泉会館の裏にあるとは、実に気の毒です |
本殿の左手にある6つの石塔 |
これらの石塔は、『印西町石造物 第三集 草深地区調査報告書』に載っています。
右側から順に書き出してみます。
➀ 愛宕山神社 祠
・材 質 大谷石
・形 状 切妻型
・造立年 昭和54年12月吉日(1979)
・造立者 氏子一同
➁ 天満宮神 祠
・材 質 砂 岩
・形 状 切妻型
・造立年 不 明
・造立者 前田マキ
➂ 道祖神 祠
・材 質 凝灰岩
・形 状 唐破風型
・造立年 明治15年10月(1982)
・造立者 不 明
➃ 三峯神社 祠
・材 質 砂 岩
・形 状 切妻型
・造立年 明治33年5月3日(1900)
・造立者 不 明
➄ 金比羅大権現 祠
・材 質 砂 岩
・形 状 入母屋型
・造立年 文政10年8月吉日(1827)
・造立者 白石利右ェ門
➅ 阿夫利神社 祠
・材 質 砂 岩
・形 状 唐破風型
・造立年 天保4年6月吉祥日(1833)
・造立者 不 明
八幡神社の隣には 泉王寺があります |
泉王寺とは、塀と生け垣の間を抜けて 行き来できます |