2016年12月19日月曜日

2016.12.17 身近な植物 (12月中旬)

(1)


立ち寄った先で見た植物です。

セイバンモロコシ(西蕃蜀黍) イネ科 モロコシ属
赤かった花穂は、すっかり黄色くなっていました

地べたをよく見ると多くのロゼットが出ていました。
調べてもよく分からないので、自分の見立てが合っているのかどうかを、私の植物の先生 S氏におききしてみました。

以下の3種については、どうやら正解でした。

オオアレチノギク(大荒地野菊) キク科 イズハハコ属


ヒメジョオン(姫女菀) キク科 ムカシヨモギ属


メマツヨイグサ(雌待宵草) アカバナ科 マツヨイグサ属

ところが、見立てに自信をもっていた次の植物は、全然違っていました。

トゲという特徴だけで判断して、以前に この近くで花を咲かせていた オニノゲシだと思ってしまったのです。

アメリカオニアザミ (― 鬼薊) 1 キク科 アザミ属


アメリカオニアザミ 2 ロゼットにも鋭いトゲ

S氏によると、オニノゲシのロゼットには、写真に見られるような、鋭くて長く尖ったトゲはないそうです。
そして、オニノゲシは、葉の周囲が細かく裂けていて 針のように見えるものの、さわってみると 見た目ほど かたくないそうです。

「ていねいによく調べなければダメだ」と、今回もつくづく思いました。
Sさん、お忙しい中を本当にありがとうございました。

(記事訂正 2016.12.22)


(2)


市制記念公園とその近くで見た植物です。

ツワブキ(艶蕗、石蕗) 1 キク科 ツワブキ属


ツワブキ 2 花も もう終わりのようです


サザンカ(山茶花) 1 ツバキ科 ツバキ属 多くが散っていました


サワラ(椹) ヒノキ科 ヒノキ属 球果が茶色くなっています


ツルニチニチソウ(蔓日々草)
キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属
➜  早春に花を咲かせる準備をしています

(追 記 2016.12.20)