「広報かまがや」 2016年11月1日号 掲載 |
今年は、図書館本館3階での講話の後、貝柄山公園に移動して観察会が行われました。
陰樹林から陽樹林への遷移については、以下が参考になります。
貝柄山公園は紅葉がきれいでした。
紅葉の下を歩く参加者のみなさん |
池とその周囲のメタセコイア |
メタセコイア(Metasequoia) 1 ヒノキ科 メタセコイア属 和名 アケボノスギ(曙杉) |
メタセコイア 2 |
イヌシデ(犬四手、犬垂) カバノキ科 クマシデ属 別名 シロシデ、ソロ、ソネ |
ケヤキ(欅) ニレ科 ケヤキ属 |
イロハモミジ(いろは紅葉) 1 ムクロジ科 カエデ属 別名 イロハカエデ(いろは楓) |
イロハモミジ 2 |
イロハモミジ 3 |
公園内の様々な植物を観察しました。
ケヤキの実 葉と一緒にくるくる回って落ちるそうです 近くにあったイヌシデも同じそうです |
メタセコイアの葉 枝分かれしたものが、葉の1枚1枚だそうです |
カツラ(桂) 1 カツラ科 カツラ属 |
カツラ 2 乾燥していない葉は、綿アメのような甘いにおいがします |
参 考 カツラの果実 (2015.12.15 松戸市・21世紀の森と広場にて撮影) |
カツラの木は、メタセコイアほど数多くはありませんが、貝柄山公園に何本も植えられています。
ヤマコウバシ(山香ばし) 1 クスノキ科 クロモジ属 枯葉が冬の間も枝に残るそうです |
ヤマコウバシ 2 果実と冬芽が一緒についています |
ヤマコウバシ 3 冬 芽 |
クスノキ科らしく、名前の由来ともなった いい香りがします。
ヤブニッケイ(藪肉桂) クスノキ科 クスノキ属 |
ヤブニッケイは常緑樹です。
葉はクスノキそっくりで、クスノキ属であることがよく分かります。
この葉をもむと、ニッキのにおいがします。
ネズミモチ(鼠黐) モクセイ科 イボタノキ属 |
果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ていることが、「ネズミモチ」という名前の由来だそうです。
よく似た同属のトウネズミモチ(唐鼠黐)は 葉を陽にかざすと葉脈が透けて見えるので、両者は簡単に見分けられます。
実については、その形や実の付き方、実が付いている枝の色が違っており、両者の見分けは これまた容易です。
参 考 トウネズミモチ(唐鼠黐) モクセイ科 イボタノキ属 (2015.12.15 松戸市・21世紀の森と広場にて撮影) |
詳しくは、以下をご参照ください。