2017年11月28日火曜日

2017.11.25 「ぐるっと一周 平塚の里」 (その2)

白井市・平塚を訪れた「ぐるっと一周 平塚の里」、その後半です。


2 平塚鳥見神社



平塚鳥見神社は、延命寺のすぐ近くにあります。

この神社については、以前このブログで取り上げています。
以下の記事を ご参照ください。

➜  白井市平塚を歩く(1) 平塚鳥見神社


平塚鳥見神社は、約20社ある鳥見神社のうちの一社


参道左手には、「大々御神楽奉奏記念」の石碑が並んでいます
初期には伊勢神宮で奉奏  その後 拝殿で奉奏されるようになったとのこと


左 本殿、 右 拝殿の一部


本殿の後ろにある 横穴式石室 この場所に古墳があったようです


平塚村大師 第33番札所の標石



3 平塚八幡神社



平塚の八幡神社は、鳥見神社の北300mほどの位置にあります。
M氏にお訊きしたところ、八幡神社は「鎮守」で、鳥見神社は「産土うぶすな」であるとのこと。
「鎮守」は〈外部から守護する神〉、「産土」は〈生まれた土地の守り神〉であるそうです。
役割が分かれているようです。


左が八幡神社へと至る道 右の広い道は後に敷かれた道路


八幡神社に向かう道の途中で 右手に枝分かれする道が 古くからの旧道


あとで旧道をたどって進んだら、市道近くの茂みに何とか出られました


八幡神社の鳥居と本殿の覆い屋


本 殿 彫刻が施されています


平塚村大師 第23番の標石


平塚村大師 第31番の標石




4 向台観音堂



向台むこうだいの方へと、谷津に盛り土して敷かれた道を進みました。


この市道の両脇は 田んぼ、畑、ビニールハウスです


灌漑用水路
手賀沼の水をポンプアップしているとのこと


向台観音堂 子安観音が道路沿いに並んでいます


平塚村大師 第71番の標石


観音堂の近くから下手賀沼が見えました


下手賀沼をクローズアップ



5 滝田家住宅



向台を北の方角に下っていったところに 滝田家住宅はありました。
滝田家住宅のある場所は、小字でいうと「舟戸ふな と 」です (白井市郷土資料館 2005 『白井の地名』参照)。
国土地理院の地図では「船戸」と書かれています。


左 野菜の集荷場所、 右 滝田家住宅の長屋門
長屋門の両脇のスペースには、かつて 小作が住んでいたとのこと


茅葺きの滝田家住宅(国指定の重要文化財) 今も住宅として居住


茅葺き屋根の板の部分は、由緒ある家だけに許された特徴とのこと


床下の礎石は丸い石


田下駄等の古い農具が置かれていました


とても大きな田下駄


新たな発見に充ちた 楽しい半日でした。


➜  2017.11.25 「ぐるっと一周 平塚の里」 (その1)