広済寺の所在地は、印西市岩戸1792番地です。
宗像郵便局から 県道64号を南に150m進んだ辺りにあります。
曹洞宗のお寺です。
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広済寺 山門 右に「岩龍山 広済寺」とあります |
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広済寺 参道 |
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参道の左に見えた建物は 道上公会堂 (建物名が付いてませんでした) |
大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「宗像村誌」のうち、「寺院仏堂誌」には 以下のように書かれています(後編 P.413)。
(3) 廣 濟 寺
岩戸村 字道上にあり、曹洞宗にして東祥寺末なり。
弥陀を本尊とす。
宗祖 道元禅師 第15世法孫・開山 昌益和尚、天文4年
(1535)11月 創立。
堂宇 間口 7間、奥行き 5間半。
境内 761坪あり。
住職は白川泰禅にして、檀徒 42人を有す。
(『寺院明細帳』より)
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広済寺 境内 右手に駐車場があります |
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江戸時代に奉ぜられた 子安観音や地蔵 墓石ではありません |
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「南無金剛遍照」塔 文字の上方には大師像 |
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左:印西大師 番外の大師堂 右:子安観音堂 |
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大師堂の弘法大師像 |
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観音堂の子安観音と安産祈願の犬卒塔婆(右前) |
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角塔婆と本堂 |
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角塔婆 四面に文字が書かれています |
角塔婆の向かって右の面には、
四智のうちのひとつである「
平等性智」が書かれ、その下に「経曰
我此土安穏 天人常充満
園林諸堂閣
種種寳荘厳」とあります。
経
(法華経)に曰く、我がこの土は安穏にして、天人は常に充満す。
園林、諸堂閣、 種々の宝をもって 荘厳す。
とでも読み下すのでしょうか。
法華経の
如来寿量品のうち、終わり4分の1を占める
偈(詩文)に見られる言葉です。
曹洞宗では、
法華経の第16章に当たる
「如来寿量品 第十六」と 第25章に当たる
「観世音菩薩普門品 第二十五」(観音経)それぞれの偈が唱えられるようです。
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本堂内の様子 寺の歴史を物語るものが懸けられています |
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広済寺と霊園の案内図 この看板のすぐ右が霊園入口 |
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霊園の入口 「印旛南霊苑」とあります |
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霊園の管理事務所 |