中沢みんなのスポーツ広場の奥に「中沢のビオトープ」(仮称)という池があります。
場所は、弓道・アーチェリー場の駐車場の隣といった方がわかりやすいかもしれません。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
➜ 2013.12.11 市民プール跡地の北にできた小さな池
➜ 2014.08.08 弓道・アーチェリー場を訪ねる (鎌ケ谷市・中沢)
この「中沢のビオトープ」で観察会が行われました。
観察会の概要については、以下の記事をご参照ください。
➜ 中沢のビオトープで行われる催し (鎌ケ谷市・中沢)
この池は、周囲をフェンスで囲まれていて、ふだんは入れないのですが、観察会が開かれたので 間近に見ることができました。
また、「かわ・水・みどり」(代表 倉田 智子さん) の皆さん方や 生涯学習推進課の担当の方に いろいろと説明していただきました。
以下は、当日の様子のほんの一部です。
写真は掲載されていませんが、ワークショップでは紙による工作(トンボ作り)も行われました。
ビオトープとなっている池 底には遮水シートが敷いてあります |
網で底の泥をすくい、池の生きものを楽しそうに探している子どもたち |
泥の中からはいろいろな生きものが見つかりました |
見つかった コオイムシ(子負虫)の雄 3週間ほど卵を背負っています |
コオイムシの雌 呼吸中なのだそうです |
ギンヤンマのヤゴ |
ヤゴを捕まえたコオイムシ |
これらの鉢も生きものの棲みかとなっています |
このタンクは 池に水を補充するためのものだとわかりました |
ビオトープができるまでを写真で記録した 貴重なパネルがありました |
この池で生きている水生植物の実物も展示されていました |
トチカガミ なんと葉の裏には小さな浮き袋がついています |
水の透明度をみるための透視度計 |
トンボと水草についての 池の情報 (展示パネルより) |
ビオトープにおける 春と夏の「植物相」の記録 (展示パネルより) 「植物相」 ・・・ ある一定の地域で見られる植物全体のことを指す言葉 |
追 記 2014.09.09
「かわ・水・みどり」の代表の方から、立地に無理があり、追加工事が生じていると聞きましたので、見にいきました。
大木の剪定やソーラーパネル、循環ポンプなどの設置が行われたようです。
床屋に行った後のようです スッキリしすぎています |
ソーラーパネルがついていました ポンプの駆動用とのことです |
タンクには青いホースがつながれ、その先は池の中に没しています |
水が蛇口から出ていました これは循環ポンプからの水です |
追 記 2014.09.11
「かわ・水・みどり」の代表の方から、上記の写真についてのご説明をいただきました。
隣接する梨の作業場の屋根の雨水を集め、水源のひとつとしているとのことで、雨水タンクから出ているブルーのホースは、大雨の時のオーバーフロー用のものだそうです(目立ちすぎるので対応を考えているとのこと)。
ソーラーパネルは池の循環ポンプのためのもので、90ワットの出力があり、マックスで稼働すると かなり勢いのある水流になるそうです。
蓄電しないので、陽がなくなれば ポンプのモーターは止まるそうです。
追 記 2014.09.21
「かわ・水・みどり」のパネルが以下で展示されています。
代表個人の展示も隣に並んでいます。
➜ 「かまがや環境フェア」 2014 (主催 市環境課)の展示
追 記 2014.12.18
2014年11月下旬の中沢のビオトープの様子を以下の記事にまとめました。
➜ 2014.11.21 中沢のビオトープ