2014年8月28日木曜日

2014.08.27 中沢のビオトープ観察会 (生涯学習推進課 主催)


中沢みんなのスポーツ広場の奥に「中沢のビオトープ」(仮称)という池があります。
場所は、弓道・アーチェリー場の駐車場の隣といった方がわかりやすいかもしれません。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 ➜  2013.12.11 市民プール跡地の北にできた小さな池
 ➜  2014.08.08 弓道・アーチェリー場を訪ねる (鎌ケ谷市・中沢)

この「中沢のビオトープ」で観察会が行われました。
観察会の概要については、以下の記事をご参照ください。

 ➜ 中沢のビオトープで行われる催し (鎌ケ谷市・中沢)


この池は、周囲をフェンスで囲まれていて、ふだんは入れないのですが、観察会が開かれたので 間近に見ることができました。
また、「かわ・水・みどり」(代表  倉田 智子さん) の皆さん方や 生涯学習推進課の担当の方に いろいろと説明していただきました。

以下は、当日の様子のほんの一部です。
写真は掲載されていませんが、ワークショップでは紙による工作(トンボ作り)も行われました。

ビオトープとなっている池 底には遮水シートが敷いてあります


網で底の泥をすくい、池の生きものを楽しそうに探している子どもたち


泥の中からはいろいろな生きものが見つかりました


見つかった コオイムシ(子負虫)の雄 3週間ほど卵を背負っています 


コオイムシの雌 呼吸中なのだそうです


ギンヤンマのヤゴ


ヤゴを捕まえたコオイムシ


これらの鉢も生きものの棲みかとなっています


このタンクは 池に水を補充するためのものだとわかりました


ビオトープができるまでを写真で記録した 貴重なパネルがありました


この池で生きている水生植物の実物も展示されていました


トチカガミ なんと葉の裏には小さな浮き袋がついています


水の透明度をみるための透視度計



トンボと水草についての 池の情報 (展示パネルより)


ビオトープにおける 春と夏の「植物相」の記録 (展示パネルより)
「植物相」 ・・・ ある一定の地域で見られる植物全体のことを指す言葉



追 記 2014.09.09

「かわ・水・みどり」の代表の方から、立地に無理があり、追加工事が生じていると聞きましたので、見にいきました。
大木の剪定やソーラーパネル、循環ポンプなどの設置が行われたようです。
 
床屋に行った後のようです スッキリしすぎています


ソーラーパネルがついていました ポンプの駆動用とのことです


タンクには青いホースがつながれ、その先は池の中に没しています


水が蛇口から出ていました これは循環ポンプからの水です



追 記 2014.09.11

「かわ・水・みどり」の代表の方から、上記の写真についてのご説明をいただきました。

隣接する梨の作業場の屋根の雨水を集め、水源のひとつとしているとのことで、雨水タンクから出ているブルーのホースは、大雨の時のオーバーフロー用のものだそうです(目立ちすぎるので対応を考えているとのこと)。

ソーラーパネルは池の循環ポンプのためのもので、90ワットの出力があり、マックスで稼働すると かなり勢いのある水流になるそうです。
蓄電しないので、陽がなくなれば ポンプのモーターは止まるそうです。



追 記 2014.09.21

「かわ・水・みどり」のパネルが以下で展示されています。
代表個人の展示も隣に並んでいます。

 ➜  「かまがや環境フェア」 2014 (主催 市環境課)の展示



追 記 2014.12.18

2014年11月下旬の中沢のビオトープの様子を以下の記事にまとめました。

 ➜  2014.11.21 中沢のビオトープ