まず、アメリカフウロ。
小さな薄紫色の花を咲かせています。
アメリカフウロ(亜米利加風露) 1 フウロソウ科 フウロソウ属 |
アメリカフウロ 2 |
アメリカフウロ 3 |
アメリカフウロ 4 |
形のよい白い花が目を惹きます。
同じミカン科のタチバナの花に形が似ています。
ハナユ(花柚) 1 ミカン科 ミカン属 |
ハナユ 2 別名 ハナユズ(花柚/花柚子) |
ハナユ 3 とてもよい匂いが 上から降りてきます |
ハナユ 4 空になったアゲハの蛹がありました |
名前を聞いたら、「ピラカンサ」だと教えてくれました。
秋から冬にかけて 多くの小さな赤い実をつけることは知っていましたが、花をじっくりと見たのは初めてでした。
トキワサンザシ(常磐山査子) 1 バラ科 タチバナモドキ属(ピラカンタ属) トキワサンザシ属ともいうようです |
トキワサンザシ 2 通称は 「ピラカンサ」 |
トキワサンザシだけではなく、タチバナモドキ(橘擬き)や カザンデマリ(崋山手毬)も 「ピラカンサ」とよばれるそうです。
・「ピラカンサ」(Pyracantha)とは、ギリシア語のピル(pŷr = 火)とアカンサ(ákantha = 棘)が語源であるとのこと。
ギリシア語や英語としての発音は「ピラカンサ」に近いですが、ラテン語の学名として読む場合には「ピラカンタ」(属)です。
中国語では「火棘」というようです。
・「常磐山査子」という名前は、一年中常緑の木であり(常磐)、サンザシ(バラ科 サンザシ属)と実が似ていることに由来しているそうです。
・「橘擬き」という名前は、橙色の果実や鋭いトゲが ミカン科のタチバナに似ていることに由来しているとのこと。
果実の大きさは、タチバナモドキが 直径9mm程度、タチバナが 直径3cm程度だそうです。
・「崋山手毬」という名前は、原産地が中国陝西省の崋山(ホワシャン)であることに由来しているとのこと。
カザンデマリの別名は、ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常磐山査子)。