千葉県環境講座「ぐるっと印旛沼」
(施設見学)に参加しました。
概要は、以下のチラシをご覧ください。
当日の日程については、配布された資料をご覧ください。
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当日配布された日程等 |
コースは、下の地図のとおりです。
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当日のコース (GPSロガーで記録) |
Ⓢ JR成田線 安食駅
➊ ふれあいプラザさかえ
➋酒直機場
➌ 佐倉ふるさと広場
❹ 大和田機場
Ⓖ 京成電鉄 勝田台駅
情報量が多いため、3回に分けて掲載することにします。
今回は、スタートから酒直機場までです。
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安食駅前に大型のバスが待っていました |
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栄町の「ふれあいプラザさかえ」に移動 |
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千葉大の先生から印旛沼についての概論をおききしました |
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当日配布資料より |
印旛沼が、かつては鬼怒川
(古名: 毛野川 、衣川 ・ 絹川)の流路だったと聞き、とても驚きました。
このことは、自分が知らなかっただけで、いわば常識になっていることなのかもしれません。
再度、バスに乗って酒直水門の近くで降り、あとは徒歩で向かいました。
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長門川に沿って歩きました 左手奥の建物は酒直機場 |
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見えてきた酒直水門 |
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水門の近くで説明をききました |
水資源機構の職員の方2名が、説明に当たってくださいました。
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酒直機場の位置 及び 利根川からの揚水時に水が流れる方向 |
長門川が利根川につながる場所には 印旛水門があり印旛機場があります。
印旛沼の水位が高くなったときには、酒直水門から溢れた水が印旛機場
(排水機場)から利根川に排水されます。
また、逆に印旛沼の水位が低くなったときには、利根川から印旛水門をとおして取水された水が 酒直機場
(揚水機場)で揚水され印旛沼に送り込まれます。
こうして印旛沼の水位は保たれているのだそうです。
詳しくは、以下をご参照ください。
➜ 水資源機構 千葉用水総合管理所 印旛沼開発事業
➜ 水資源機構 千葉用水総合管理所 Q & A
なお、
水資源機構 千葉用水総合管理所のHP に
本見学会の報告 が載っていました。
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酒直水門の概要図 |
印旛沼の水位を示すときに使われる基準面は 「Y.P.」。
これは 「Yedogawa Peil」
(江戸川水位、正式名称「江戸川工事基準面」)の略称。
江戸川堀江の水量標の 0 が基準となっており、これを江戸川や利根川の水位の基準としているとのこと(
国土交通省 荒川上流河川事務所)。
「peil」はオランダ語で「水位、基準面」の意味。
明治初期の
お雇い河川技師 がオランダ人だったため、オランダ語が用いられたようです。
印旛沼は利根川水系。
印旛沼の水位を表すのには「Y.P.」が用いられ、「Y.P. 2.3m 」などと その水位を示すのだそうです。
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印旛沼方向を見たところ 見学時、印旛沼の水位は Y.P. 2.3m |
夏場に水位が Y.P. 2.5m に上がるときは、鉄製のフラップが調節水門のコンクリート上に持ち上がり、水位を調節するのだそうです。
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調節水門の横にある 船が通過できる水路 船通水門があります |
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長門川(利根川方向) 右端に見えるのは酒直機場 |
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酒直機場は、酒直水門から やや利根川方向に寄った位置にあります |
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酒直機場の内部 印旛沼の水位が低くなったときに ポンプを稼働 |
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「立軸可動翼軸流ポンプ」 左にあるのは動力源のモーター |
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ポンプに貼られていたスペック概要 |
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酒直機場の近くで 新しい橋を建設中でした |
➜ 2018 「ぐるっと印旛沼」 (2) 佐倉ふるさと広場 ・ 鹿島川