本殿の左、茂みの奥に かろうじて見ることができます |
この太い木は、勢子土手上に植えられたものが 大きく育ったのでしょう |
この勢子土手は、すでに土の盛り上がりぐらいにしか見えません。
きっと時の流れの中で、さらに風化していってしまうでしょう。
初富稲荷神社の勢子土手につながっていた土手があり、初富交差点から464号線を松戸方向に少し進んだところに顔を出しています。
説明されないと気づかない勢子土手 (2012年 5月に撮影) |
この野馬土手は、昨年5月に行われた「とっこめ塾」後半の現地学習で、講座を担当された方(市の文化・スポーツ課 学芸員)に教えていただきました。
「とっこめ塾」というのは、「国史跡下総小金中野牧跡周知普及実行委員会」という 何とも長ったらしい名前のところが主催している事業です。
「とっこめ塾」は毎年開かれており、現地学習では ふだん入れない捕込の上にも特別に案内してもらえます。
2012年 9月に撮った写真では 土手の部分の土が見えます |
野馬土手は、市内のさまざまな場所に きれぎれに残存しています。
50年前には、市内各所でもっと大きな野馬土手が見られたといいます。
街の景色は、日々変わりつつあり、今見ている風景は 明日は消えているかもしれません。
➜ 鎌ケ谷の野馬土手(5) 市民体育館横の野馬除土手