2013年11月15日金曜日

2013.11.12 「かまがや環境フェア」(主催 市環境課)の展示

第5回「かまがや環境フェア」の展示が 以下のとおり開催されています。

1 テーマ  「子どもに残そう かまがやの自然」
2 期 間  2013年11月11日(月) ~ 17日(日)
3 会 場  鎌ケ谷市役所1階 市民ホール


展示および発表の内容と会場のレイアウト


展示のようす 1 (市役所玄関側から撮影)


展示のようす 2 (上の写真と反対側から撮影)


本「かまがや環境フェア」の実施者である かまがや環境市民会議の展示


いろいろな展示があるなか、川に関する展示には特に興味をひかれました。

「大柏川2池の会」の展示

「大柏川2池の会」は、「おおかしわがわ 〈にいけ〉のかい」と読むのだそうです(後日、会員の方にききました)。
今回、初めてこの会の存在に気づきました。
記録写真を探してみると、昨年度にも同様な展示があったようです。

大柏川の下流(市川市)には、すでに大柏川第一調節池(ちょうせつち)ができていて、緑地としても整備されています。
近いうちに、上流に位置する根郷川が大柏川に合流する周辺には「大柏川第二調節池」がつくられる予定になっています。
この場所の現況については いずれご紹介します。

パネルに貼られていた 大柏川第二調節池予定地の地図
 
机上には、21ページからなる現地調査の報告書が置かれていました。
市民の手によっても調査が進められてきたようです。
 
展示用に置かれていた調査報告書
 
 
大津川の浄化に取り組んできいている二つの環境団体の展示は、大津川を愛するものとしては楽しめるものでした。
 
「鎌ケ谷・大津川を清流にする会」の展示

上の展示には、10月16日の台風26号による大津川の氾濫時の写真が、水が被る以前の写真と並んで載っています。
川幅が何倍にもなっています。また、橋の上まで水が被っています。
よくぞ撮ったものです。
私も水が引いてから見にいったものの一人ですが、けっこうすごかったのだろうと想像しました。
流されたものの後始末も大変だったでしょう。

後日、写真を撮られたK氏におうかがいしたら、どちらの写真も母路橋のところを写したものだそうです。
撮影に行く前には奥様から「厳重注意」があったそうです。

「大津川水質浄化委員会」の展示

こうして着実に浄化に取り組む方々の手で、大津川は少しずつきれいになってきています。

大津川については、環境課で作成した散策マップ『水辺を歩こう!』の「大津川コース」を実際に歩いた記事がありますので、ご覧いただければ幸いです。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEingE1Q-2I3FIQSSV1SroZPM5M4ZzQMO1S9jT5aH0-qerd4NHr1nczrn5pf5eJ-q9e3gfkTr9sjcR3q1dV4ZhGfZoEFMbR3EK0-MIQJzImhYeRpSe4J785ZNf1u37WJ4KOxVQkQXDz2SKo/s1600/%E8%87%AA%E9%80%A3%E5%8D%94%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9+No.104+%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%AA%E8%A1%97%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%80%8D%E3%80%80%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%B7%A8%EF%BC%88%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B7%9D%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%89.jpg
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11月17日(日)には、展示とともに 以下のような発表等が行われます。
11:30~13:00の時間帯には、パネル展示者による活動報告が予定されています。

展示会場に置かれていた案内チラシ


展示会場には「里地里山の生きもの(植物)調査団員募集」なるチラシも さりげなく置かれていました。

「里地里山の生きもの(植物)調査団員募集」


裏面の「入団申込書」

読んでみると、これはけっこう大事なお知らせなのではないかと思いました。
以下に「里地里山の生きもの(植物)調査団員募集」をテキスト化したものを載せておきます。



里地里山の生きもの(植物)調査団員募集 


 環境課の自然環境調査員は、身近な生きもの(植物)調査により、鎌ケ谷市内の植物と自然のことを知っていただくために、どうしたら <自然と調和した住みよいまち、緑とふれあいのあるふるさと鎌ケ谷> にもともと生育していた植物を守っていけるかを、みんなで考えるために、平成21年11月から調査を始めました。
 子どもたちの未来へ、鎌ケ谷市の限られた自然・生きものを引き継ぐために、ぜひ、あなたも「生きもの(植物)調査団員」の一員になって、調査を始めませんか。


 生きもの調査団員は何をするの?

 「生きもの(植物)調査団員」に調査していただくことは、2つあります。ひとつは「花が咲いたよ」「実がなったよ」「鳴声を聞いたよ」という季節報告です。もうひとつは「今日、どこどこで、何々の草花の写真を撮ったよ」という写真報告です。
 報告は、基本的にFAX・郵送・Eメールで報告してください。写真報告は、可能ならば、その植物の全景と周辺の環境などの写真を併せて添付してください。


 どういうことが分かるの?

 発見報告では、地球温暖化による変化を追いかけます。身近で季節を感じられるものとして、ウグイス(初鳴き)、ツバメ(初飛・営巣)、ホトトギス(初鳴き)、モズ(高鳴き)、ヒグラシ(初鳴き)、ミンミンゼミ(初鳴き)、ツクックボウシ(初鳴き)、ウメ(開花)、ソメイヨシノ(開花)、アジサイ(開花)、ヒガンバナ(開花)、イチョウ(黄葉)、カエデ(紅葉)、ビワ(開花)などです。
 写真報告では、もともと鎌ケ谷市にいた生きもの、海外から入ってきた生きものなどの分布を調べて、変化を追いかけます。調査対象植物は、園芸種以外の身近な植物なら何でもかまいません。


 生きもの調査団員になると?

 写真報告をし、選ばれた写真は公共施設で展示させていただきます。また、生きもの調査の研修会などのお知らせをお届けします。


 生きもの調査団員になるには

 市内の生きもの調査をできる人なら、どなたでも「生きもの(植物)調査団員」になれます。裏面の「入団申込書」に必要事項を記入し、鎌ケ谷市役所環境課まで郵送(FAX・Eメール)してください。


 《詳細・問合せ先》

 鎌ケ谷市環境課  kankei@city.kamagaya.chiba.jp
 
 鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-6-1  047-445-1141 (内線254)