2016年5月25日水曜日

2016.05.21 身近な植物 (5月下旬 ➁)

(5)


春から夏へと季節が移る時期になりました。
春の花 ハルジオンから 夏と秋の花 ヒメジョオンへと 移り変わる時季です。

ヒメジョオン(左) と ハルジオン(右)
ハルジオンの花期から ヒメジョオンの花期へ


ヒメジョオン


ヒメジョオンの花は クッキリとしています


ヒメジョオンの茎を折ってみると、中が白い髄で詰まっています


参 考 ハルジオンの茎は、中空です


ヒメジョオンの葉 細長い形をしています


ハルジオンの葉 やや丸い形をしています



(6)


市制記念公園の草むらで見た植物です。

シロツメクサとアカツメクサが 隣り合って咲いています


ツメクサの仲間の近くでは、ニワゼキショウの仲間が花を咲かせていました。
ニワゼキショウの仲間には、大きくいってニワゼキショウとオオニワゼキショウがありますが、これらの違いがよく分かりません。

色の違うニワゼキショウの仲間が 隣り合って咲いています


薄青色のニワゼキショウの仲間


薄紫色のニワゼキショウの仲間

上の薄青色の花を咲かせているのが オオニワゼキショウで、下の薄紫の花の方は ニワゼキショウかもしれません。
隣り合って咲いているので交雑種かもしれません。
これら2種の判別は難しいもののようです。


よく知っている植物も、全体の形が見えたり、開ききっていない花が見えたりすると嬉しくなってしまいます。

ブタナの根出葉(地面から直接出る葉)の形がよく分かります


イモカタバミの花のすぼみ方が よく分かります


一見するとトベラによく似ている シャリンバイが花を咲かせていました。
散りかけの花にコアオハナムグリがやってきています。

シャリンバイの花とコアオハナムグリ



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粟野地区公園に ムサシアブミが大きな葉を広げていました。

ムサシアブミ ウラシマソウ、マムシグサと合わせて御三家です

➜  ムサシアブミ
➜  ウラシマソウ
➜  マムシグサ


ムサシアブミ 上のムサシアブミとは別の株です

大きな葉は、サトイモ科だということを思い出させてくれます。
春先の姿とは とても違うので、驚かされます。

参 考 春先のムサシアブミ (2015.04.04 撮影)

秋になると葉を落とし、真っ赤な実をつけます。

参 考 ムサシアブミの実 (2015.11.21 撮影)



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近所で見た花や実です。

ヒルザキツキミソウの花 花弁は4枚


ビワの実が大きくなってきていました


シュンギク(春菊)の花 ツートンカラーです


ヤブヘビイチゴの実でしょうか
ヘビイチゴの実より 二回りぐらい大きかったです