2016年5月15日日曜日

2016.05.14 身近な植物 (5月中旬)

(1)


この季節、近所を歩いていると、草本だけではなく、様々な樹木の花や実にも目がいきます。

ヤマボウシ(山法師) ミズキ(水木)科 ミズキ属


ヒイラギナンテン(柊南天) メギ(目木)科 メギ属


エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属


ハナユ(花柚、学名 Citrus hanayu) ミカン科 ミカン属 佳い香りです


以下は草本です。

デロスペルマ・クーペリ(学名 Delosperma cooperi
別名 耐寒マツバギク ハマミズナ科 デロスペルマ属


フウロソウ属の ヒメフウロ(姫風露)でしょうか


アマドコロ(甘野老) キジカクシ科 アマドコロ属 花は散っていました


(2)


いつも とおっている道でも、道端をよく見ると 意外な花が咲いていることに気がつきます。

ナワシロイチゴ(苗代苺) バラ科 キイチゴ族


トキワハゼ(常磐爆) ハエドクソウ科 サギゴケ属


ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科 ヒルガオ属


オニタビラコ(鬼田平子) キク科 オニタビラコ属

オニタビラコは、1m近い高さになるものも珍しくありません。
その一方で、条件が悪いところでは 10cm程度の高さにしかなりません。
上の写真は、コンクリートの階段の片隅で ひっそりと咲いていた小さなオニタビラコです。


外国から渡来して、野生化した植物も多く見られます。

ユウゲショウ(夕化粧) アカバナ科 マツヨイグサ属


シロツメクサ(白詰草) マメ科 シャジクソウ属


ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) タデ科 イヌタデ属


ゼニアオイ(銭葵) アオイ科 ゼニアオイ属


野草とともに、園芸種も いまを盛りと花を咲かせています。
下の植物の名前、知っていますか?  (^^;)

シラン(紫蘭) ラン科 シラン属


(3)


散歩していて見た花を3種。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) アカバナ科 マツヨイグサ属
道端に群生していました


ヤマボウシ(山法師) ミズキ科 ミズキ属 ヤマボウシ亜属
花びらに見えるのは総苞片 花は中心部分のみ


センテッド ゼラニウム(英 Scented geranium)
フウロソウ科 ペラルゴニウム属

上の花はゼラニウムの一種です。
葉が、アメリカフウロによく似ています。

この種だけではなく、ゼラニウムの仲間は フウロソウ科(Geraniaceaeの植物です。
ところが 属名についてとなると、「ゼラニウム(英 Geranium)」は、かつて フウロソウ属(学 Geraniumに属していましたが、いまでは テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属  学 Pelargoniumに属しています。
ちょっと紛らわしいですね。