2016年5月18日水曜日

鎌ケ谷で見られる草本(10) オニタビラコ

オニタビラコは、真っ直ぐに伸びた茎が特徴的な植物です。
高さは、10~100cmと、かなりの幅があります(後述)。

茎の先端に多くの花を付けます。
花期は 4~5月。
春の花です。

葉は、ロゼット状の羽状複葉で、地面近くに集中しています。
真っ直ぐに伸びた茎のところどころにも 小さな茎葉を付けます。

オニタビラコ (鬼田平子)
キク科 タンポポ亜科 オニタビラコ属 


真っ直ぐに伸びた茎の先端に 多くの蕾を付けます


蕾と花

花は、直径 1cm程度で、黄色い花弁(舌状花 )は 20~30枚あります。

花弁は舌状花のみです 花弁の一枚一枚は薄い


オニタビラコは、1m近い高さになるものも珍しくありませんが、その一方で、条件が悪いところでは 10cm程度の高さにしかなりません。

下の写真は、コンクリートの階段の片隅で ひっそりと咲いていた小さなオニタビラコを撮ったものです。

コンクリートの階段の端で咲いていたオニタビラコ


矮小な個体でも きれいな花を付けます